インターネットの普及によりIT業界の需要は増えてきています。企業によってh研修制度を設けており、未経験からでもエンジニアになれるという求人を見かけて魅力に思ったことはありませんか。私もその一人です。実際に転職活動をすると思い描いていたものとは違っており、驚いた経験があり、紹介したいと思います。
未経験=”実務未経験”
未経験だからプログラミングをしたことがなくても行けるのか。浅はかな考えではいけません。私が実際に転職活動をしていて思ったのは、”未経験可=プログラミングを勉強しているが実務経験がない”ということです。面接時になぜエンジニアになりたいのかときかれたときに応えられることが必要です。
社長がプログラミングできるか
直接仕事をするわけではないと思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、会社のトップがプログラミングできないと信用できません。SEの気持ちを理解してもらうためにもそこを見るようにしていました。
研修制度の中身
研修なのか、カリキュラムなのか
特に確認していただきたいポイントです。未経験でエンジニアになれるとかかれている企業で多いのは、研修期間に自ら与えられた学習カリキュラムを業務時間外に仕上げるといったものです。企業が研修で授業をするのではなく、企業側がエンジニアスクールにカリキュラムを作成してもらうといった会社もあるようです。ここが最大の罠である気もします。6~9か月の間、他の業務を行い帰宅後、休日にカリキュラムも進める。過酷ですし、体力も必要です。転職後精神的に疲労もたまるであろう期間にこのような過酷な環境で勉強は続けられるでしょうか。私がカジュアル面談をしたほとんどのベンチャー企業がそんな感じでした。体力と相談しましょう。
簡易案件とは
研修期間で学習カリキュラムを進めている間に、簡易案件と呼ばれるお仕事をするといった企業があります。コミュニケーションを磨くといった目標をうたってコールセンターなどに派遣されます。「プログラミングの勉強をしながら給料がもらえる」と、未経験者にとってはいいことかもしれませんが、やっていることは派遣の仕事をしながら独学しているのと変わりません。また、研修中の未経験で案件を取ることはできない人に給料は渡せないと言っているのと同じです。私はコミュニケーションも大切であるが、関係ない仕事をするよりは早くプログラミングの力を身に着けたいと思ったので、そういう企業はやめました。
体験談
ある企業とカジュアル面談をした際、社長とお話をする機会がありました。本来カジュアル面談とは合否を伴わないものが多いのですが、翌日不採用となりました。その時、SES企業の闇を感じました。
まとめ
いかかでしたでしょうか。
私も一時期は上記のような企業が多く、オワコンと思っており「お金をかけずにプログラミングの勉強ができる」と割り切って転職活動をしていました。経験がない自分は社会から求められてないと落ち込みましたが最後まであきらめずに自分の希望の就職先に巡り合うことができました。実務未経験でも自分のポテンシャルや頑張りを認めてくれる企業は存在します。早く決めたいと焦ると体力が続かなかったりまた退職することになります。
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